THE MAN WITH THE GOLDEN GUN (1974年/主演:ロジャー・ムーア)
 007 黄金銃を持つ男


 ロレックス サブマリーナ Ref.5513



登場シーン解説

風防に傷が目立つ 半袖のシーンが多い

ボンドが香港のBOTTOMS UPというクラブの外で待ち伏せしているときに時間を確認するシーンで大写しになる。 画面に映るものはプラスチックの風防にかなりの傷が見受けられるが、序盤の室内での格闘シーンなどのようにかなりハードな任務をこなしているからだろうか?
前作と違って特殊な機能がついた時計ではないので、支給品ではなくボンドの私物なのかもしれない。



時計解説

本作で使われているサブマリーナは日付表示の無いノンデイトモデル。

前作『死ぬのは奴らだ』はRef.5513ということが確定しているが撮影用の特殊なものであった。 本作では市販品をそのまま使っているようだが、これも時期を考えるとRef.5513なのではないだろうか。

Ref.5513はサブマリーナの中でもかなり長い期間にわたって生産されたものであるが年代とともに細かな仕様変更も受けている。 文字盤の表記の200mと660ftが左右逆になっている初期のものや、上段が“SUBMARINER”、下段が“660ft=200m”と書かれている 後期のものなどがあるが、本作の劇中で登場使われている物は『死ぬのは奴らだ』のものと同様、 上段が“660ft=200m”で下段が“SUBMARINER”のものだ。



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