QUANTUM OF SOLACE (2008年/主演:ダニエル・クレイグ)
 慰めの報酬


 オメガ シーマスタープラネットオーシャン 2201.50.00




登場シーン解説

カジノ・ロワイヤルに引き続き、普通の時計としての位置づけで、大写しになる印象的なシーンはない。

カーチェイス中 トランクを開けたところ、主題歌直前

ホテルの部屋へ侵入 マティスの最期

本作はカジノ・ロワイヤル直後の話ということにはなっているが、前作最後でホワイト邸で「ボンド、ジェームズ・ボンド」と 名乗っていたときのボンドのスーツは今回のオープニングのカーチェイス時とは明らかに違う。暗いのでわかりづらいが、 トランクに入れられ運ばれてきたホワイトのほうはわりと前作と同じ格好に見える。となると、ホワイトの身柄を確保し、 アストンマーティンのトランクに入れた後にどこかに立ち寄ったのか何か出来事があってスーツが違っているのかもしれない。

時計のほうは前作ラストで白い携帯電話を持つ手の袖口に銀色に輝く時計のブレスが確認できるものの、 それがシーマスタープロフェッショナルなのかプラネットオーシャンなのかは残念ながら不明である。
わかるのは本作は冒頭からずっとプラネットオーシャンをつけているということだけである (ただしまったく同一の個体かどうかは不明)



時計解説



前作カジノ・ロワイヤルでは前半の激しいアクションシーンでは プラネットオーシャンのラバーストラップモデル(ケース直径45mm)をしており、後半のカジノのシーン以降では シーマスタープロフッショナルをつけていた。

今回は前作の続きからということでプロフェッショナルのほうをつけているかと思いきや、 プラネットオーシャンのSSブレス、しかもやや小ぶり(といっても一般的には大き目)の42mmのモデルである2201.50.00を使っている。 大きすぎるものはアクションをするうえでも邪魔になるし、スーツにうまくマッチしないという考えもあるだろう。
ただし、映画を記念して限定で発売されたプラネットオーシャン (文字盤にQUANTUM OF SOLACEのロゴ入り)は 一番大きい45mmのサイズである。

プラネットオーシャンが劇中を通してレギュラー(?)となったのも、 600m防水で価格も高いフラッグシップモデルということを考慮したオメガのマーケティングの一環なのかもしれない。



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